おめでとう 笑顔がゆれて
ゆるやかに流れる奏鳴曲(ソナタ)
ふたりとも ずいぶん大人に見えるよ
長いこと 友だち同士
何回も ケンカしてたね
気がつけば ふたり想い出が重なる
男とか 女とかじゃなく
何でも話せる ふたりだったね
短いようで 長い道を
旅してふたり ここに立ってる
高らかに鳴り響く 鐘の音は
晴れやかな今日が ゴールじゃなくて
お互いの胸の奥 響きあう
これからも続く 長い旅をつげる
勇気の鐘
夢をみる ふたりいっしょに
ひとりでは たどりつけない
邪魔なのは 後悔とうすいプライド
彼の目に 汗がにじんで
うつむいて 弱音吐くなら
その頬を 泣いてでも たたいてあげて
瞬間だけの なぐさめなんて
中途半端な 優しさに似てる
はるか彼方に 昇る太陽
顔をあげてなきゃ 瞳がくもる
いつまでも鐘の音が 響くように
深呼吸で心に 風送ろう
だけどもしふたり めげたりしたら
一番乗りで 待っていてあげたい
勇気の丘
なだらかなレンガの 階段を
腕を組みふたり 登りはじめる
お互いに夢を かかえあえたら
夢に近づくたび クレッシェンドする
勇気の鐘