曲名:さよならを教えて
歌手: 不明
凪のような 感情の平穏と
動かない ココロの欠片
屋上にそろえた 白い上履き
空から降る 歪んだ肉細工
「わたしは境界線 白と白との境界線
情欲を書き込むタブラ ラサ 泡沫の漆黒の亀裂
うたかたの物語…」
今はもう くちづけも欲しくない
望むのは 完璧なadieu
昼と夜の間で 時間(とき)が止まる
終わりのない 永遠の夕暮れ時
不確かな世界は 真夏の逃げ水
あなたさえ 遠い幻
何もかも 玉虫色に溶けて
落ちて行く 混沌の中
「わたしは放物線 ただひとつの放物線
そして無にもなれずに 無明をさまよう 歪んだ肉細工
だけど無にもなれずに 無明をさまよう 歪んだ肉」
冷え切った 掌にただひとつ
欲しかった 完璧なadieu
昼と夜の間で 時間(とき)が止まる
終わりのない 永遠の夕暮れ時
昼と夜の間で 時間(とき)が止まる
どうぞあなた さよならをください
曲名: I believe
歌手: 真理絵
昨日とは 違う眼差しに
少し心ふるえて つなぐ指が凍る
いつもなら 街のざわめきも
耳に届かないほど 時は過ぎたのに
笑顔の影に なぜか ためらいが見えて
言葉だけが 頼り無くひびく
でも今は I Believe そう 心から
夢をくれた 温もりを
I Believe もう 迷わずに
まっすぐ ただ 信じている
帰り道 途切れた会話に
風の音は冷たく 暗い予感 運ぶ
移り行く 季節は気紛れ
届いていた 想いも 置き去りのままで
やさしい嘘が 時に 心乱しでも
今は 強く 振り向かぬように
限り無く I Believe そう 何度でも
素直のまま伝えたい
I Believe 遠ざかる夢
消さないでね いつの日にも
いつまでも I Believe そう 奇跡より
確かなもの ここにある
I Believe 涙の夜は
いらない もう 今日からは
永遠に I Believe そう 心から
夢をくれた 温もりを
I Believe もう 迷わずに
まっすぐ ただ 信じている