遡り判定について ~その1
上記の通り、鑑定が始まると乱数はかならず4つか7つずつ進む。 これにより、乱数を生成順に遡ることで、目当てのお守り(乱数)が 他のお守り(乱数)から続けて出現することがあるかどうか、 あるとすればどの程度出現しやすいかを調べることが出来る。
例えば、目当ての乱数(お守り)の4つ前の乱数が7消費型で、7つ前の乱数が4消費型だったとする。 すると、この目当ての乱数には他の乱数(お守り)からはどうあがいても進んで来れないことになる。 つまり、このお守りは鑑定2枠目以降では絶対に出現せず、1枠目でいきなり引き当てる必要がある。
逆に、目当ての乱数(お守り)の4つ前の乱数が4消費型で、7つ前の乱数が7消費型だったとする。 すると、この目当ての乱数には2つの乱数から進んでこれることになる。 つまり、鑑定2枠目でこのお守りが出る確率は通常の2倍(2/5400の確率)となる。 さらに、もしその2つの乱数がそれぞれ更に4つ前、7つ前にも遡れたとすると、 4つの乱数から目当ての乱数に進んでこられることになり、3枠目で出る可能性は通常の4倍に跳ね上がる。
このように、目当てのお守り(乱数)を生成順に遡ることで、どの程度出やすいかが判定できる。
なお、521氏のエクセルは乱数が全て生成順に並んでいるので、調べる時は単純に4行上、7行上を見ればいい。 ただし、乱数はループしている(テーブルになっている)ので、テーブルをまたいでは駄目。 例えば、5402行目の乱数順5401の4つ上は、5397ではなく、10798行目の乱数順10797になる。
詳しくは「テーブルについて」を参照。
■遡り判定について ~その2 その1では古おまのみを鑑定する場合を説明したが、実際には光おまも古おまの出現率に影響してくる。 例えば、その1の最初の例の鑑定2枠目以降では絶対に出現しない古おまも、 光おまを経由することで出現しやすくなる可能性がある。 上の方で赤字で書いたとおり、同じ乱数でも古おまと光おまで消費数が異なっていれば、 古おまリストの方で遡れなかった乱数も、光おまリストの方では遡れる場合があるからだ。
仮にこの古おま(乱数)が、光おまリストでは4つ前も7つ前も2回遡れたとする。 すると古おまの前に光おまを2つ鑑定すると、2つの乱数から目当ての乱数に進んでこれることになる。 つまり、古おま1個だけ鑑定した場合(1/5400の確率)よりも2倍(2/5400の確率)出やすくなるのである。 そして先ほどの例と同様に、さらに上に遡れれば確率は更に上がる。 逆に、光おまリストの方でも4つ前にも7つ前にも遡れなかったとすると、 古おまの前に光おまを1つでも鑑定してしまうと、絶対に目当ての乱数が出現しなくなってしまう。
このように、遡りの回数が多く、そして枝分かれが多いほどそのお守りは出やすくなり、 少なければそれだけ出にくくなるのである。
■遡り判定について ~その3 先ほどの例は、古おまリストで一度も遡れないお守りについてだったが、 古おまリストで遡ることができるお守りの場合には、元の乱数だけでなく、 古おまリストで遡ってたどり着いた乱数についても光おまリストで遡るという作業が必要になる。
例えば、古おまリストで3回遡れる乱数の場合、 古おまリストで2回遡った時の乱数が、光おまリストで一度も遡れなかったとすると、 光おまを1つでも鑑定すると、古おま3枠目には目当ての乱数が絶対に来なくなってしまう。 しかし、元の乱数や、1回、3回遡った時の乱数が光おまリストでかなりの回数遡れるならば、 光おまがあった方が、古おま1枠目、2枠目、4枠目に目当ての乱数が来る確率は高くなる。
古おまの方で遡れるお守りについては、このように調べなければならないことが非常に多くなる。 この作業については、解析スレ512氏のように樹形図を描くとやりやすいかもしれない。 http://up3.viploader.net/pic/src/viploader1207924.jpg 簡単にまとめると、
古おまリストでn回遡れた → 古びたお守りn+1個までは持っていた方がいい。それ以上は持っていても無駄。
古おまリストでn回遡った後、光おまリストに移って更にm回遡れた → 古びたお守りn+1個掘った場合は光るお守りm個まで持っていてもいい。それ以上は捨てるべし。