自分はそれでもよいがオカツパで無いと島の人が相手にして吳れない、のみたらず私の奧さんまでも………と後は大粒の泪をごぼすばかり、こんな事なら來る筈では無かつたがと窃かに海岸の小高い山に駈け上つては遙かに紅頭嶼の方を打ち眺め嘆息する事數次、漸く廳の職員に宥められて呼戾し十月二十四日警務課の寺澤警部補に連れられて生れて初めての汽車に乘つて臺北觀光の途に上つた。
謝謝
收錄日期: 2021-04-13 17:10:17
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