今日は私の好きな場所のひとつ、シャムスイポー(Sham Shui Po。漢字で書くと深水[土歩]。Poは「土」へんに「歩」)を街歩き。シャムスイポーのあたりはネオンは少ないけれど看板がかなり多くて、ここにくるといつも圧倒されちゃいます。この前お友達と話してたんですケド、あの看板ってちゃんと2階建てバスの高さに合わせてあるんでしょうね。スゴイなぁ。
シャムスイポーにはビーズやリボン、レースや布など、手芸用品の問屋さんがとっても多いのですが、特に生地のお店が多い基隆街(Ki Lung Street)には、露店の生地屋さんがズラっと並んでいます。反物のようにロールになったさまざまな生地が山積みになっていて、ひとつずつじっくり見ていると、炎天下の暑さを忘れてしまいます。この基隆街には、生地を品定めする女性たちがたくさん行き来していて(中には男性も結構います。バイヤーさんかな)、外国人も結構います。既成の洋服と同じく生地の品揃えも、日本のセンスとは若干違う気がするのですが、山積みになっている生地の中から「これはっ!」と思うステキな生地を探し当てたときには胸が高鳴ります!私はだいたい目的もなくここを訪れることが多いのですがここに来ると「この生地でアレが作れる!」「コレも作れるっ!!」とか想像してニンマリしているヘンな客と化します。買いたいものが決まったらお店のおじさん(今の季節はだいたい上半身裸スタイルでございます)に言えば、必要な長さに切ってもらえます。基隆街の露店の相場はだいたい1メートル10ドル(150円)なので、日本で買うより断然安いっ!「念のため」と思い、なんでも余計に買っておく私。気がつけば、こんなに買っていた・・・。全部合わせて11m(!)でしたが、お値段は1500円程度。これで何を作ろうかナ。シャムスイポーってなんだかヤル気を出させてくれる街です。