新しい記念日
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「そばに居た人が居なくなった時、初めてその存在の大きさがわかるんだよ」
これは私が小学生の頃、同期生が言った言葉。
いつ、誰が、どんな状況で言ったか。
それが男の子だったか女の子だったか、それすら思い出せないけれど、ニュアンス的なものはしっかりと焼き付いている。。
それくらい、印象的で心に響いたからです。
いつもいつも思う。
言葉は本当に難しい。
たった一言がこうして、何年にもわたって誰かの心に存在することだってある。
それは良いことから悪いことまで、様々なのだけれど、、
誰にでも一つや2つ、あると思います。
思い出すだけで胸が締め付けられるような、あの人の言葉。
それはいくら飲み込もうと頑張ったって、固くて飲み込めないんだよね。
飲み込んだところでのどに詰まるかもしれない。
だからおもりのようにずっと、消えるわけでも薄れるわけでもなくひっそりと沈んでいる。
私が、そうだからです。
でも、思い出してみてください。
傷ついた言葉、ばかりではなかったはず。
中には優しい言葉もあったでしょう。
でもそれはあまりに柔らかすぎて、今は見えなくなっているだけじゃないかな?
今日と言う日を、特別な日に変えてみませんか?
今まで心の隅っこで沈んでいた、あなたを傷つけた言葉たちを、あなたの胸を痛め続けた言葉たちを、一度、柔らかい言葉たちで包み込んでみる。
消すことは出来ない。
だからせめて隠してみよう。
気付けば溶けているかもしれないよ。
やってみなきゃわからない。
このままじゃ何も変わらない。
何も終わらない。
小さな勇気が、景色を変える。未来を変える。
私はそう、信じます。
誰か?
私と一緒に今日という日を、特別な日にしてみませんか?