「二人ともほんっっとよく喧嘩をしていましたよねぇ・・・。澄ましのおつゆは鶏がらか醤油かとか、目玉焼きはつぶすのつぶさないの、将来はぐるのはぐないの、生まれたときは斜め後ろ向きやら逆子やらとかまで色色」
ちなみに鳳奇は清偉を「逆子で生まれる前から親に苦労かけて、ずっとひっくり返ってたから性格もひねた」と断じ、清偉は清偉で「お前のにおかしな思考回路は微妙に斜めって(しかも後ろ向きで)生まれたからだろう」などと応酬していたものだ。
そう、そしてその二人の間に常に入らされて、いらぬ苦労をしてきたのが舜舜だった。