ごめんねって言われたら
あなたを責められないよ
そんな私をきっと知ってるんでしょう?
ねえ ずるいよ
花吹雪 散ってゆくから
こんな季節に別れを選ぶの?
さよならはどうして愛しいんだろう
離れてゆくのに
熱くなる鼓動は止まらないよ
許せないはずの あなた
行かないで どうか 行かないで
私はあなただけの
幼い子犬だったね
今では段ボールの舟で
小さく震えてるよ
優しさに騙されたって
あなたならいっそ良いと信じた
あなたには見えない横顔だけで
涙を流すよ
遠ざかる背中に笑顔見せた
最後にもう一度 あなた
振り向いたら走り出しそうだよ
さよならはどうして愛しいんだろう
離れてゆくのに
失った温度を覚えてるよ
許したい だから あなた
行かないで どうか 行かないで