かげろう
ささげるは残らず あなただけが生きがい
なにを迷うというの その気にさせておいて
ぜったいはなさないわ
一人きり かげろうがゆれる街で
白っぽい道がひび割れてたんだ そうよ
ひどく離れえて 遠くにいるの
もう会えないのってつぶやいた
ささげらは残らず あなただけが生きがい
なにを選ぶというの 誰にもわたさないわ
ぜったいはなさないの
心に紅 愛の実ひとつぶはじけた
にがくてもいいの おろかでもいいの
蝶々のようにこんな頼りない
薄っぺらい羽じゃ足手まといかしら
道路のすみで ちから尽きても
見つけてくれるって信じてる
ゆらり街がゆがむ あなたまるでかげろう
どこへ行こうとゆうの その気にさせておいて
ぜったいはなさないわ
あなただけなの