【オージェ】
リリーナ様 先日はすみません
その・・・余計なことを
【リリーナ】
オージェ
【オージェ】
はい
【リリーナ】
ごめんなさい
私 本当にばかだった
でも 今までみたいに
何も知らないままではいたくないの
今はまだ 領地を治める方法なんて
何もわからないけど・・・
もっと勉強して・・・そんな子供たちが
笑って暮らせるようにしたい
いいえ
必ず そうするから・・・
【オージェ】
・・・リリーナさまが
気になさることはありません
オスティア候のおかげで
弟たちはみんな元気でくらしてます
すべての人を救うなんて
神さまにだって無理ですよ
【リリーナ】
・・・・・・
【オージェ】
でも リリーナさま
これだけは言えます
今どこかで暮らしている
私の妹は・・・
あなたのこと・・・
きっと好きになったはずです