体格その他
和宮が埋葬された増上寺の徳川家墓所は現在の東京プリンスホテルの場所にあったが、1950年代に同地が国土計画興行に売却されたため、和宮をはじめ、歴代将軍及びその正側室の墓所と遺骸も発掘・改葬された。その際の調査結果をまとめた『増上寺徳川将軍家墓とその遺品・遺体』によると、和宮は身長143cm、体重34kg(いずれも推定)であり、骨格の形状から極端な反っ歯と内股が特徴の小柄な女性であったと推定されている。また、不思議な事に左手の手首から先の骨がいくら探しても見つからず、増上寺にある和宮の銅像も左手は不自然に隠れている事から、彼女が生前、何らかの理由で左手を欠損していたのではないかという説がある。古墳はともかく、陵墓や陵墓参考地の大半が事実上の学術発掘調査不可となっている現在、和宮は墓所が発掘調査された数少ない皇族である。
幫幫我日文變中文